早期退職を選ぶか否か?

 2008年9月に世界経済を震撼させたリーマンショックは資本力にものをいわせる多くの大企業さえもあわてふためき、大量リストラや早期退職勧奨等を導入して、企業最大の固定費である人件費を流動化することで、企業防衛に躍起になりました。

 

 特に倒産するはずがないと信じきっていた大企業が、"まさか"の事態を目の当たりにして、退職金が割増される早期退職勧奨を受けるべきか、会社にとどまるために努力すべきか、難題に頭を痛めた中高年の方も大勢いたことでしょう。

 

 もし私がその当事者の一人だったとしたら、ギリギリまで退職勧奨は受けません。拒み続けます。一時の割増退職金は、職を離れ生活の原資を断たれた中では、直に底をついてしまうでしょう。仮にこの割増退職金を元手にして起業したとしても、成功する確率は半分もないでしょう。

 

 例えば国家資格等を持っていて、それを在職中に活用していたら、再就職するうえで大きなポイントにもなるかもしれませんが、そうでなければ再就職は難しく、採用されるまでに、割増退職金はなくなっているかもしれません。

 

 おそらく会社で多くの成功体験を作ってきた人は、 そもそも退職勧奨の対象にはならないでしょうから。とにかく、突然の自然災害のように、いつ" 人生の選択"を迫られるか誰も分かりません。

 

 ですから大事なことは、今から自己防衛に取りかかることです。語学を習得したり、資格を取得したり、あるいは人脈作りに時間を使いさまざまな便宜を周囲に構築するなどして。保険のように、日頃の覚悟と備えを欠かさないこと、これが何よりの自分や家族を守る最大の武器になるのです。



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