中高年の再就職の選択基準は企業より経営者

中高年の再就職の選択基準は企業より経営者

 オランダのチューリップなどヨーロッパの美しい田園風景をモチーフに1992年にオープンした、長崎のテーマパーク「ハウステンボス」が会社更生法を適用することになったのは2003年のことです。

 

 1996年には年間に380万人が「ハウステンボス」を訪れましたが、開園から1度も黒字を計上したことがありませんでした。

 

一人も解雇しない経営再建

 そんな「ハウステンボス」に救いの手を差し出したのが大手旅行会社HISの澤田社長で、オープンから16年間も赤字を続けていたハウステンボスをいとも簡単に再建しました。

 

 NHKの番組で澤田社長がこのときの話しをしていましたが、「ハウステンボス」で働いていた従業員の多くは中高年でしたがひとりも解雇せずに再建を成功させました。

 

 パナソニックなど家電メーカーでは多くの中高年の従業員が解雇され、中高年の再就職が難しい時代にその手腕が高く評価されています。

 

 陣頭指揮を執るために自らが「ハウステンボス」に乗り込んだ澤田社長は、経費を2割下げるために仕事のスピードを2倍にしようと園内を自転車で回り周ったといいます。さらに入場料の大幅引き下げと園内の2割を無料化し、その一方では園内の有料ゾーンのクオリティアップに務めました。

 

ネームバリューより、リーダーの実力

 その「ハウステンボス」が2013年7月1日に国内では7番目となる営業所を熊本にオープンさせ、9日には海外では2番目となる台北に出張所をオープンさせました。中高年の再就職が大変ななかひとりもリストラせずに「ハウステンボス」を再建を成功させた澤田社長ですが、改めて企業は経営者次第だと思いました。他にも再建実績のある優秀なリーダーはいますが、澤田氏でなければ、結果は大きく変わっていたのかもしれません。

 

 中高年の方も再就職する際には、企業で選ぶよりも経営者で選ぶことがひとつの重要なファクターであるとも言えます。



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